淡色野菜の中ではトップクラスの食物繊維を含むセロリー

淡色野菜の中ではトップクラスの食物繊維を含むセロリー

セロリーは、古代ローマの時代から整腸剤などとして薬用に栽培されていた野菜なのです。

 

中国においても古くから、漢方的な薬効の高い野菜として知られていたようです。実際に含まれている栄養素には、どのようなものがあるのでしょうか。セロリーにはビタミンA・B群・C、それからカルシウム・カリウムなどのミネラル分が含まれています。ですがそれほど多くもありません。含有量が多いといえるのは食物繊維の方です。淡色野菜の中ではトップクラスといえます。ですので、便秘の予防や改善には適した野菜なのですね。

 

また食物繊維が豊富であるということは、腸内の善玉菌を増殖させてコレステロールなどの有害物質を体の外に排出したり、血糖値の上昇も抑えてくれるわけですから、嬉しい限りです。さらに、最近の成分分析の実験結果などから、セロリーには血栓ができるのを防いだり、血圧を下げたりしてくれる作用があることが分かってきています。

 

そのため、動脈硬化の予防や高血圧の方の血圧コントロールにも役立つのではと、期待されているようです。セロリーは古くからその薬効が知られていたようですが、これは単なる迷信などでもなさそうです。積極的に食べたい野菜のひとつですね。普段、スティック状にカットするなどして主に食べられているのは、茎の部分だと思いますが、栄養的に優れているのはむしろ葉の部分です。

 

たとえばビタミンA(カロチン)であれば、葉の部分には茎の2倍ほどの量が含まれています。その他のビタミンやミネラルの含有量をみても、全体的に葉の部分の方が多いといえます。ですので大切にいただきたいところです。葉の部分は、洋食のスープストックをとる際などに、ブーケガルニとして使われることが多いですが、炒めたりお浸しにしたり、てんぷらにしても美味しいですよ。“食べる”ということからは離れてしまいますが、入浴剤として使うのも良い方法です。体が芯からあたたまり、湯冷めもしにくくなるといわれています。